きゅうりのおいしさ1・2・3(ひふみ)

きゅうりは水分が約96%で、ビタミンC以外の栄養的特徴はありません。
夏の野菜として、歯切れのよさ、みずみずしさを味わいましょう。
なんときゅうりにはビタミンCを壊してしまう酵素が含まれています。
他の野菜と組み合わせると、その野菜のビタミンCまで破壊してしまうのです。
そこでそれを防ぐための、きゅうりの特性、調理ポイントなどを紹介しましょう。
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  1. きゅうりの種類
  2. きゅうりに栄養はあるのか?
  3. 新鮮なきゅうりは痛い
  4. きゅうりは立てて保存する
  5. きゅうりの調理ポイント

きゅうりの種類

きゅうりの原産地はインドのヒマラヤ山麓あたり。
3000年ほど前から栽培され、日本には中国から6世紀ころ渡来したそうです。

日本の生産量の9割以上は白イボ種。とげの部分が白くて緑は鮮やか、皮が薄く歯切れのよいのが特徴です。
かつては春から夏の主流品種だった黒イボ種は、皮が厚くて緑色もやや濃いめ。現在では生産量もわずかで稀に見かける程度になってしまいました。

きゅうりは果実の表面につく白い粉の有無によって「ブルームきゅうり」と「ブルームレスきゅうり」に大きく分かれます。

「ブルームきゅうり」は、皮の表面にブルーム(果粉)と呼ばれる白い微少な粉をつけています。この粉はもともときゅうりにあるもので、水分の蒸散を防ぎ、水をはじいて、果実を環境の変化から守る働きがあるといわれています。

しかし、粉が農薬に間違われがちだということで近頃は滅多に見かけなくなってしまいました。

他にもきゅうりには、未熟なものを食べる「もろきゅう」や表面がしわしわの「四葉(すうよう)きゅうり」などがあります。

ウリ科のシロウリ、ゴーヤ−、加賀太なども、きゅうりの仲間です。

きゅうりに栄養はあるのか?

きゅうりに栄養はあるのでしょうか?

きゅうりは水分が約96%で、ビタミンC以外の栄養的特徴はありません。
夏の野菜として、歯切れのよさ、みずみずしさを味わいましょう。
残念ながら、きゅうりには自身もビタミンCを含んでいますが、ビタミンC破壊酵素も含んでいるのです。
他の野菜と組み合わせると、その野菜のビタミンCまで破壊してしまうそうです。

でも、酢やレモン汁を使えば心配ありません。
だから、きゅうりはドレッシングやマヨネーズをかけて食べるほうがいいんです。

東洋医療では、きゅうりは体の熱をとり、暑気あたりの食欲不振を治し、利尿作用の効果があるとされています。
これは、カリウムを含んでいるため。
カリウムは、塩分を体外に運び、血圧の上昇を防いだり、筋肉の働きをよくする成分なんです。

新鮮なきゅうりは痛い

おいしいきゅうりの選び方をお教えしましょう。
くびれたり、尻太りのものではなく、太さが均一のものが良質とされています。
表面の突起とそこについている刺を、ふつう「いぼ」とよんでいますが、このいぼがチクチクと痛いものが新鮮です。
つまり、新鮮きゅうりは持っていられないほど痛いのです!
きゅうりは、みずみずしい香りと、パリッとした歯切れのよさが命。
多少の曲りは、生育途中の栄養状態などによるもので、鮮度や味、栄養には関係ありません。
以前のきゅうりは表面に白い粉(ブルーム)がついていて、鮮度の善し悪しはこのブルームにむらがなく、「いぼ」の鋭いものが新鮮とされていました。
しかし、ブルームが残留農薬ではないかという誤解があったり、流通で落ちやすいため、昭和60年代に姿を消し、かわりに緑光りしたきゅうり(ブルームレス)が登場。
以来、鮮度の見分け方は「いぼ」の有無に頼るようになったようです。

きゅうりは立てて保存する

きゅうりは呼吸をしています。
表面の水気をふき取ったらポリ袋に入れ、密封しないで冷蔵庫の野菜室に入れます。
野菜は畑でなっている時と同じように置くと長持ちするといわれ、きゅうりもヘタを上にして立てて保存する方が鮮度が保てます。
牛乳パックの空き箱に、ポリ袋に入れたきゅうりを立てて入れておくと、長持ちするし、使う時もすぐ取りだせて便利です。
この方法は、きゅうりだけでなく、アスパラなどにもおすすめです。
あまり長期の保存は出来ないので、せいぜい2〜3日で食べた方がよいでしょう。
また、0〜5度で保存すると白く濁った汁がにじみ出て腐敗が始まるので注意が必要です。

きゅうりの調理ポイント

きゅうり自身もビタミンCを含んでいますが、
きゅうりにはビタミンCを壊してしまう酵素が含まれています。
他の野菜と組み合わせると、その野菜のビタミンCまで破壊してしまうのです。
しかし、酢を使ったり加熱すれば大丈夫なので、
生のまま他の野菜と一緒にサラダやジュースにするときは食べる直前に混ぜ合わせるか、
酢を加えたドレッシングを使いましょう。

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